こんにちは!
KEN(@nomilenolife)です。
本ブログでは、受験や進学に関する情報および人生に付加価値を与えるような情報を、「受験・+More」というカテゴリーの記事でご紹介しています。
本記事では、2022年大学入試における「難関国立大学の高校別合格者数」について見ていきたいと思います。
本記事のランキングは、各高校の最終的な集計結果により今後変わる可能性があります。
対象大学および参考資料
本記事でご紹介する大学は、以下の10大学です。
①東京大学
②京都大学
③北海道大学
④東北大学
⑤名古屋大学
⑥大阪大学
⑦九州大学
⑧一橋大学
⑨東京工業大学
⑩神戸大学
また、本記事でご紹介する合格者数については、以下の情報を参考としています。
本記事では、合格者数が多い高校のみご紹介していますが、サンデー毎日・週刊朝日の2誌では合格者数が1名単位の高校まで詳しく掲載されています。
高校別合格者数(難関国立大学)
それでは、各大学の高校別合格者数をご紹介していきます。
東京大学

順位 | 高校 | 合格者数 |
1 | 開成 | 193 |
2 | 筑駒 | 96 |
3 | 灘 | 92 |
4 | 聖光学院 | 91 |
5 | 西大和学園 | 79 |
日本の最高学府である東京大学には、開成が193名合格という驚異的な実績で2022年も首位を飾りました。
第2位以降には筑駒(96名合格)・灘(92名合格)など最難関大に強い高校が続いています。
公立高校でトップ10入りしたのは日比谷高校のみで、東京大学の合格者数ランキングに名を連ねる高校は私立の中高一貫校が多い結果となっています。
京都大学

順位 | 高校 | 合格者数 |
1 | 北野 | 91 |
2 | 東大寺 洛南 |
76 |
4 | 天王寺 | 54 |
5 | 清風南海 甲陽学院 |
53 |
西の最高学府である京都大学には、ここ数年首位を維持する大阪最難関の公立「北野高校」が91名合格という実績で首位を飾りました。
第2位以降は、東大寺学園や洛南など私立の中高一貫校を中心に名を連ねています。
北海道大学

順位 | 高校 | 合格者数 |
1 | 札幌北 | 119 |
2 | 札幌南 | 84 |
3 | 札幌東 | 77 |
4 | 札幌西 | 67 |
5 | 札幌第一 | 47 |
北日本の伝統校である北海道大学では、札幌北高校が119名合格で首位となっています。
また、近年の北海道大学は道内占有率が減少傾向にありますが、トップ5には東西南北など道内進学校がランクインしています。
2022年の大学入試では、札幌圏の大雪により新千歳空港と札幌を結ぶ公共交通機関で遅延や運休が相次ぎました。
しかし、第10位には神奈川の湘南高校がランクインしているように、今年も前期の道内占有率は35%程度となり、厳しい条件下でも道外勢が健闘する結果となりました。
道外出身の北大生が道内の異性と恋に落ちるのはいいものの、就職などをきっかけによく破局します。
東北大学

順位 | 高校 | 合格者数 |
1 | 仙台二 | 99 |
2 | 仙台一 | 68 |
3 | 仙台三 | 54 |
4 | 盛岡一 | 53 |
5 | 山形東 八戸 |
45 |
東北地方の旧帝大である東北大学は、宮城の仙台二高が99名合格で例年と同じく首位を飾りました。
そのほか、上位には仙台一高など地元のナンバースクール、盛岡一高や山形東など東北地方の進学校からの合格者数が多い結果となっています。
名古屋大学

順位 | 高校 | 合格者数 |
1 | 一宮 | 73 |
2 | 明和 | 72 |
3 | 岡崎 | 71 |
4 | 向陽 | 69 |
5 | 刈谷 | 64 |
東海地方にある旧帝大の名古屋大学へは、愛知の進学校である一宮高校が73名合格で最多となっています。
名古屋大学は東海圏の占有率が非常に高く、トップ10はほとんど愛知県の進学校で占められています。
大阪大学

順位 | 高校 | 合格者数 |
1 | 三国丘 | 71 |
2 | 茨木 | 64 |
北野 | ||
4 | 大手前 | 55 |
5 | 天王寺 | 50 |
東大・京大に次ぐ総合大学といわれる大阪大学への合格者数は、大阪の三国丘高校が71名合格で首位を飾りました。
第2位以降は茨木・北野(64名)、大手前(55名)と続き、文理学科設置校がトップ10のうち7校を占めており、存在感を増しています。

九州大学

順位 | 高校 | 合格者数 |
1 | 修猷館 | 123 |
2 | 福岡 | 109 |
3 | 筑紫丘 | 101 |
4 | 大分上野丘 | 66 |
5 | 東筑 | 60 |
九州地方の旧帝大である九州大学への最多合格者数は、福岡の修猷館高校の123名でした。
次いで、地元の福岡や筑紫丘のほか、大分上野丘など九州地域からの合格者が多いのが九大の特徴となっています。
一橋大学

順位 | 高校 | 合格者数 |
1 | 県立船橋 | 21 |
2 | 県立千葉 | 20 |
3 | 西 | 18 |
文系屈指の難関大学である一橋大学へは、千葉県の名門である船橋高校が21名合格でトップを飾りました。
そのほか、県立千葉や都立西など首都圏の進学校が上位にランクインしています。
東京工業大学

順位 | 高校 | 合格者数 |
1 | 浅野 県立千葉 |
24 |
3 | 国立 | 22 |
難関大学でありながら、「合コンしたくない大学」などで首位を飾る東京工業大学へは、神奈川の浅野高校と県立千葉高校が24名合格で最多タイとなりました。
そのほか、一橋大学と同様に首都圏の進学校からの合格が目立ちます。
神戸大学

順位 | 高校 | 合格者数 |
1 | 神戸 | 52 |
2 | 天王寺 | 50 |
3 | 膳所 | 38 |
4 | 茨木 長田 |
37 |
経済・経営分野に長い歴史をもつ神戸大学では、地元の神戸高校が52名合格で第1位となっています。
そのほか、第2位には大阪南部の名門・天王寺高校が50名でランクインしています。
神戸大学のランキングも、大阪大学と同様にトップ10のうち6校が大阪の文理学科設置校となっており、関西圏の公立高校が健闘する結果となりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、2022年大学入試における「難関国立大学の高校別合格者数」についてご紹介してきました。
2022年は、共通テストの大幅難化による平均点の下降や、ウクライナ情勢など、様々な要因に左右された入試シーズンした。
しかし、蓋を開けてみると例年と同じような顔ぶれの進学校が上位にランクインしました。
大学入試は全国区での競争になるため、地元の進学校であっても、難関大学へ合格するためにはしっかりと勉強する必要があります。
これから受験を控える方は、ぜひ納得できる進路実現に向かって突き進んでください!