こんにちは!
KEN(@nomilenolife)です。
本ブログでは、受験や進学に関する情報および人生に付加価値を与えるような情報を、「受験・+More」というカテゴリーの記事でご紹介しています。
私(KEN)の学生時代からの友人が、大学院・博士課程在学中に学生結婚をしました。
そこで、経緯や結婚の決め手についてインタビューしたので、ご紹介したいと思います。
友人について
はじめに、本記事でインタビューした友人の経歴を簡単にご紹介します。
2017年3月 :北海道大学(学士課程)卒業
2019年3月 :北海道大学大学院(修士課程)修了
2019年4月 :JR西日本(総合職)入社
2019年10月 :開発コンサルタント会社へ転職
2020年4月 :北海道大学大学院(博士課程)入学
2020年12月 :退職し、学問に専念
2023年3月 :北海道大学大学院(博士課程)修了予定
この友人は、卒論・修論で執筆した2本の研究論文が査読審査を通過し、学会誌に掲載されました。

そのため、修士課程を修了して就職したものの、あわてて人生を軌道修正して博士課程に進学しました。
学生結婚に至るまでの流れ
次に、友人が学生結婚に至るまでの流れをご紹介します。
2020年9月 :札幌で知り合う
2020年12月 :東京の会社を退職
2021年2月 :プロポーズして婚約
2021年4月 :東京から札幌へ引越し
2021年5月 :国際学会に論文が受理される
2021年6月 :入籍
このように、知り合ってから1年以内に結婚しため、一般的にはスピード婚かもしれません。
結婚の決め手
そのほか、結婚の決め手についてインタビューしたところ、5つのポイントを教えてくれました。
一目惚れだった
1つ目のポイントは、「一目惚れだった」です。
友人が初めて結婚相手の女性と会ったとき、思わず一目惚れしてしまったと話していました。
恋愛や結婚の相手を選ぶとき、男女で以下のような傾向があります。
男性:内面も大切だが、容姿や雰囲気など外面を重視しがち
女性:外見も大切だが、安心感や誠意など内面を重視しがち
これは、生物学的な傾向であるため、おかしなことではありません。
一目惚れの勢いそのままに、出会って間もない頃に「交際したい」と素直に伝えたそうです。
相手が年上で結婚適齢期だった
2つ目のポイントは、「相手が年上で結婚適齢期だった」です。
出会ったときの年齢は以下の通りです。
友人:20代後半
相手の女性:30代前半
20代後半~30代前半の女性は結婚適齢期であるため、将来に繋がる出会いかどうかは大切な要素です。
また、友人も好きになると一筋になるタイプだったため、以下のように考えたそうです。
結婚適齢期の女性と交際するからには、
きちんと先のことも意識しよう
そして、だらだらと時間を浪費するのではなく、テンポよく決断して物事を進めていったそうです。
どんなときも信頼できる人だった
3つ目のポイントは、「どんなときも信頼できる人だった」です。
友人がこれまで付き合った女性は、以下のような特徴がありました。
・旧帝大や早慶など有名大卒が対象
・デートでは男が多く払う
・恋愛体質で、寂しいとすぐに彼氏を変える
・不調のときは離れ、好調のときは復縁を考える
・人と比べたがる
・プライドが高く張り合ってくる
友人は、「調子が悪いときは離れ、いいときは近づく都合のいい女性」に不信感を抱き、次第に人を好きにならなくなっていたそうです。
そんな友人が一目惚れし、結婚相手に選んだ女性の特徴をご紹介します。
・何気ない場面で、ありがとうと伝えてくれる
・浮気をするタイプではなく、信頼できる
・将来どんな道に行くかを楽しみに思ってくれる
・無理な要求をせず、適度な緩さがある
・食の好みや生活スタイルが合う
・風邪など体調が悪いときは、献身的に支えてくれる
このような要素が、友人が考える「生きてく上で大切なこと」に当てはまり、どんなときも信頼できる人と思えたそうです。
いろいろな運とタイミングが合致した
4つ目のポイントは、「いろいろな運とタイミングが合致した」です。
東京と札幌では遠距離恋愛になるので、一般的な会う頻度は「1~3ヶ月に1回程度」でしょう。
しかし、友人は航空会社の上級会員であり、フットワークが軽いため、会う頻度は「1ヶ月に3回程度」でした。
さらに、当時は航空会社の「とある制度」をフル活用して、破格の値段(片道最安2~3千円)で東京-札幌を往復できたそうです。
また、博士課程進学時点で、友人は2本の査読論文を執筆していました。
そのため、あと1本英語論文を書けば「学位取得の最低要件」を満たせる状況でした。
そして、入籍前に3本目の論文も受理されたことから、1つの区切りを迎えることができたと話していました。
お父さんも学生結婚だった
5つ目のポイントは、「お父さんも学生結婚だった」です。
友人のお父さんは、以下のような人生を歩んでいます。
・台湾から日本に留学
・お母さんにベタ惚れし、ビザの都合で学生結婚
・日本企業へ就職し、とりあえず生計を立てる
・会社に見切りをつけ、医学部を再受験して脱サラ
・卒業後はとある診療科の専門医として従事
このように、世間一般からは理解できない人生を歩んでいるため、「好きなら結婚すればいい」と、特に驚かなかったそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、大学院・博士課程に在学中に決断し、学生結婚に至った友人にインタビューし、経緯や結婚の決め手などをご紹介してきました。
コロナウイルスが流行し、世の中が不確実なように、人生は予期せぬことの連続です。
しかし、どんなときも決断していかないと、あっという間に時間だけが過ぎていきます。
宿命に耐え、運命と戯れ、使命に生きる
逆風であろうと追風であろうと、いかなるときも人生を謳歌しましょう!