こんにちは!
KEN(@nomilenolife)です。
本ブログでは、受験や進学に関する情報および人生に付加価値を与えるような情報を、「受験・+More」というカテゴリーの記事でご紹介しています。
本記事では、大学入試において首都圏の有名私大群「MARCH」にW合格したときに、受験生はどの大学・学部に入学するのかを、雑誌の情報をもとにご紹介します。
対象大学および参考資料
本記事で対象とする大学は、以下の5大学です。
①明治大学
②青山学院大学
③立教大学
④中央大学
⑤法政大学
また、本記事でご紹介する合格者数については、「週刊ダイヤモンド 2021年7月10日号」の情報を参考としています。
本記事では、異なる大学間のW合格時入学率のみをご紹介していますが、雑誌内では同じ大学の異なる学部間でのW合格時入学率なども紹介されています。
MARCH・学部別W合格入学率
それでは、MARCHの学部別・W合格入学率をご紹介していきます。
文学部

W合格時の入学率より、文学部の序列は以下のように考えられます。
明治大学>青山学院大学>立教大学>中央大学・法政大学
明治大学が、MARCHの中でも頭一つ抜けていることがわかります。

法学部

W合格時の入学率より、法学部の序列は以下のように考えられます。
中央大学>明治大学>青山学院大学>立教大学>法政大学
法曹の世界で有名な中央大学が、法学部ではトップとなりました。
経済学部

W合格時の入学率より、経済学部の序列は以下のように考えられます。
明治大学>青山学院大学>立教大学>中央大学>法政大学
経済学部では、入学順位が大学群の名称「MARCH」と全く同じ順になりました。
商・経営学部

W合格時の入学率より、商・経営学部の序列は以下のように考えられます。
明治大学>立教大学・青山学院大学>法政大学>中央大学
※中央大学のみ、商学部
商学系の名門といえば、首都圏には一橋大学があります。
そのほか、ワンランク上の東京理科大学にも経営学部があるので、理科大とMARCHのW合格になると、違った結果になるかもしれません。

理工学部

W合格時の入学率より、理工学部の序列は以下のように考えられます。
明治大学>立教大学>青山学院大学>中央大学>法政大学
※立教大学のみ、理学部

その他学部
そのほか、MARCHには個性的な名称の学部が数多く設置されています。
そこで、各大学の上記で紹介した以外の学部に関するデータを見てみましょう。

W合格時の入学率より、その他学部の序列は以下のように考えられます。
明治大学>青山学院大学>立教大学>中央大学・法政大学
その他の学部は大学同士での比較が難しいため、大学名が重視される傾向にあるのではないでしょうか。
MARCHの序列
最後に、上記のデータからMARCH5大学の「序列」について、考察します。
下記の序列は、4大学間での順位を主観的に評価しているため、参考程度にご覧ください。
1位:明治大学
MARCHのトップに行きたい人におすすめ
2位:青山学院大学
おしゃれなイメージを重視する人におすすめ
3位:立教大学
国際系の学部に進みたい人におすすめ
4位:中央大学
法曹の世界に行きたい人におすすめ
5位:法政大学
とりあえずMARCHのブランドが欲しい人におすすめ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、首都圏の有名私大群「MARCH」にW合格したとき、どの大学・学部に入学するのかを、雑誌の情報をもとにご紹介してきました。
W合格時入学率の結果からわかることは、以下の通りです。
・明治大学が多くの学部においてトップクラスの人気
・中央大学は法学部が圧倒的に強い
・立教大学・青山学院大学は学部によりけり
・法政大学はMARCHの中では最下位に位置している
MARCHは、世間一般的には悪くない大学です。
しかし、首都圏には以下のような有名大学が多数存在します。
・東京大学
・一橋大学
・東京工業大学
・東京外国語大学
・横浜国立大学
・慶応義塾大学
・早稲田大学
さらに、全国に目を向ければ旧帝大を筆頭とした難関大学が存在します。
このことから、学歴フィルターでMARCHが不利になることはなくても、特段有利になることもありません。
このような現実を踏まえたうえで、それでもMARCHへ行くのか、より高い世界を目指してもっと努力するかは、あなたの自由です。