就活・仕事

【軍隊や組合活動】JR各社の新人研修の実態について

JR新人研修の実態

こんにちは!

KEN(@nomilenolife)です。

本ブログでは、就職や企業に関する現実を包み隠さず発信し、学生などに有益な情報を提供すべく、「就活・仕事」というカテゴリーで様々な記事をご紹介しています。

本記事の内容

日本を代表する鉄道会社「JR」へ入社すると、新人研修では軍隊や義務教育の延長にあるような茶番劇があなたを待っています。

実際にJR各社に入社した知人らの情報をベースに、「JR東日本・JR東海・JR西日本」の新人研修の実態をご紹介します。

新人研修の期間

JR各社の、新人研修の期間が知りたい!

まず、新人研修の期間をご紹介します。

例年、本州JR各社(東日本・東海・西日本)の新人研修は以下の期間で実施されます。

JR東日本:6ヶ月
JR東海:3ヶ月
JR西日本:1ヶ月

※2020年は、コロナウイルス感染拡大による影響によりこの限りではありません。

同じJRでも、各社によって期間にばらつきがあるということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

ここがおかしい!JR各社の新人研修の実態

新人研修中は、具体的にどんなことをするの?

ここからは、会社ごとに「新人研修の内容」について詳しくご紹介していきたいと思います。

JR東日本

JR東日本の新人研修は、東京や福島の白河にある研修施設を中心に6ヶ月かけて行われます。

中途採用の社員も、この6ヶ月の研修は必ず受けるそうです。

新人研修中の様子は以下のような感じです。

・休日に都市対抗野球の試合があり、朝早くから買い出しや場所取りなどの雑用を1日がかりでさせられる。(もちろん無給)

・系統によって多少異なるが、週3~5くらいの頻度で飲み会に参加。

・研修施設での就寝は4人部屋。

KEN
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…昭和の価値観や風習があらゆる場面で残っていますね。

JR東海

JR東海の新人研修は、静岡・三島にある研修施設で3ヶ月かけて行われます。

JR東海は東海道新幹線やリニア新幹線などを手掛けていることから、毎年就職活動をする学生からのブランドイメージは非常に良く、就職ランキングでも常に上位にランクインしています。

しかし、実際はJR各社の中で最も体育会系かつ軍隊色が濃いことで有名です。

具体的な新人研修の事例を見ていきましょう。

・総合職や現業職など採用区分に関係なくチームが編成され、箱根を30~40キロ歩く。

・チーム対抗で合唱や大縄跳びなどを競い合う。

・座学で居眠りをすると、机上にミンティアを並べて逐一食べるように強要される。

このような新人研修で同期内の連帯感や会社組織への帰属意識が培われるためか、JR東海では社内結婚などが多いそうです。

KEN
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友人がインターンシップに参加したときに講義をしていた総合職社員も、アソシエイト職との社内結婚だったそうです。

また、研修施設では毎朝爆音で流れる社歌により目覚めるそうです。

JR西日本

JR西日本の新人研修は、大阪・吹田にある研修施設で1ヶ月かけて行われます。

1ヶ月なら他のJRと比べて短いし、研修も他社よりは楽かな?

残念ながら、JR西日本の新人研修もJR東日本・JR東海に負けじと様々な茶番が待っています。

・講師や課長の講義などでは、毎回以下の流れを行う。
「起立!→姿勢を正して、礼!→よろしくお願いします!!→(講師)お座りください。→失礼します!→着席」

・休日に、懇親会という名の労働組合に関する説明(半強制)がある。

実際に列車が営業運転を行う線路で枕木交換をする。

枕木:線路を敷設する際に固定するための、木材やコンクリート製の部材。

このほか、「右ヨシ!左ヨシ!」といった指差確認や、「右向け右!回れ右!」などの軍隊のような行動訓練はJR各社で共通して実施しています。

また、名刺交換の方法といった一般的な企業の新人研修で行われる「ビジネスマナー」の研修は、基本的に実施されません。

これは、鉄道会社の仕事は内向きなものが大半で、社外の人と交流することがほぼ皆無だからです。

そのため、総合職社員でも現場配属の若手のうちは、名刺が必要な場合は自腹で購入するそうです。

なぜこのような研修をするのか?

JR各社の新人研修を見ると、集団行動や軍隊染みた内容がとても多く、まるで義務教育みたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

それでは、JRではなぜこのような研修を行うのか、2つの観点から考察していきましょう。

会社の色に染めるため

1つ目の理由は、「会社の色に染めるため」です。

就職活動をしていると、日本企業では社風や会社のカラーといった言葉を耳にする方も多いと思います。

ここで、とあるランキングを見てみましょう。

第1位 積極性がある。
第2位 協調性がある。
第3位 コミュニケーションスキルに優れている。
第4位 社会人としての礼儀やマナーを備えている。
第5位 まじめである。

これは、2020年3月にマイナビが実施した「新社会人に期待する資質」のランキングです。

残念ながら、日本の大学生は勉強しないため、企業も学生時代の専門性などはハナから期待していません。

それよりも、協調性やコミュニケーション能力などで学生を評価して、会社に入ってから自分たちの色に染めようと考えています。

KEN
KEN
つまり、会社に染めやすそうな人を採用しているということですね。
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【実務も不毛?】日本の就職活動が茶番すぎる理由4選こんにちは! KEN(@nomilenolife)です。 本ブログでは、就職や企業に関する現実を包み隠さず発信し、学生などに...

クレームを減らすため

2つ目の理由は、「クレームを減らすため」です。

日本社会は他人の粗探しが大好きなので、何かあるとすぐにクレームがきます。

特に、乗務員や駅員など多くの場所で人目に触れるような仕事が多い鉄道会社では、身だしなみや立ち居振る舞いに関しても徹底的にチェックされています。

それくらい、簡単なことじゃん。

このように思う方もいるかもしれませんが、ここでJR各社の採用区分について見てみましょう。

【総合職】
東大・京大など難関大学の出身者(大卒・院卒)が中心
→新入社員の年齢は22~25歳前後

【現業職】
高卒や中堅レベルの大学出身者(大卒)が中心
→新入社員の年齢は18~23歳前後

このように、JR各社では採用時点で身分が分けられていますが、新人研修では総合職・現業職関係なく研修施設に入所します。

そのため、研修に関する内容やルールはすべて高卒入社の18歳の人に合わせて定められているのです。

中には、まるで義務教育の延長線上に感じるようなルールなどもあるため、大学・大学院を卒業した人にとっては不毛に感じてしまうのも仕方ないでしょう。

JRに勤める知人曰く、昨今は阪大院卒や早大卒でもJR東日本・JR西日本の現業職へ入社した人もいるそうです。

入社時点で身分が異なる総合職採用は、狭き門であることを認識しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、日本人なら知らない人はいないであろう鉄道会社「JR」の新人研修についてご紹介してきました。

JR各社はどこも「年功序列・上意下達」の組織体質で、軍隊色が強いことがわかりましたね。

余談ですが、大手私鉄の阪急電鉄などでは今でも日勤教育が行われているそうです。

KEN
KEN
逆に言えば、日本の鉄道というのはこうした軍隊染みた厳しい管理によって、1分1秒単位で動いているのですね。

このような新人研修に違和感を覚えた知人は、大学時代の教授へ相談したところ、以下のようなコメントをいただいたそうです。

JRだからしょうがないとしか言いようがないです。

あまり真剣に考えないで、聞き流すしかないです。逃げる感じ、受け止めないようにしよう。

あと、あっち側の考えに飲まれないようにね。

鉄道会社への就職を考える人は、どちらかといえば緩い人よりもかっちりしている人のほうが向いているかもしれませんね。

KEN
KEN
本記事を最後まで読んでくださった、あなたの成功を願っています!

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