こんにちは!
KEN(@nomilenolife)です。
本ブログでは、就職や企業に関する現実を包み隠さず発信し、学生などに有益な情報を提供すべく、「就活・仕事」というカテゴリーで様々な記事をご紹介しています。
先日、首都圏から東北・甲信越まで「東日本エリア」に基盤をもつ日本最大級の鉄道会社「JR東日本・総合職(技術系)」から内々定を獲得した知人に、採用選考の話を伺ってきました。
この知人は、旧帝大の大学院(工学系)に在籍し、2023卒として就職活動をしています。
JR東日本・技術系総合職の採用選考フロー
まず、JR東日本・技術系総合職の採用選考フローをご紹介します。
①リクルーターによる会社説明会
②リクルーターとの意見交換会
③SPI・エントリーシートの提出
④リクルーターとの面接練習
⑤課長面接
⑥部長面接
⑦人事面接
⑧内々定
※出身大学や採用年度・系統によって選考過程は異なる可能性があります。
各ステップについて詳しく見ていきましょう。
リクルーターによる会社説明会
最初の第一歩として、知人は2022年2月にリクルーターによる会社説明会に参加しました。
この説明会では、リクルーターになる大学のOB社員が、学生の専攻に合致するJR東日本の採用系統の仕事について20分ほど説明したそうです。
その後、より興味のある人向けに質疑応答の時間が設定されたそうです。
知人は、この説明会を通して「業務内容・事業展開、技術系の仕事内容」について理解を深め、JR東日本に関して気になることや疑問点を質問できたそうです。
この会社説明会は、直接的に選考が進む段階ではありません。
しかし、後々の学内選考を担当する社員が説明会に出ていることから、「JR東日本に興味がある人は、リクルーターによる会社説明会には参加したほうが良い。」と話していました。
リクルーターとの意見交換会
その後2022年3月に入ると、リクルーターからJR東日本への就職を希望する学生に対して面談が行われたそうです。
意見交換会の場所は大学所在地の貸会議室で、知人は「本社面接に進んだら、会社の経費で東京観光ができる!」と思い、参加したそうです。
貸会議室へ行くと、知人が在籍する大学のOB社員が待機していました。
そして、1時間ほど実際の面接を想定した雰囲気で意見交換が実施されたそうです。
ここで、大学から本社面接へ進む人が選ばれるため、リクルーターとの意見交換会は「内々定獲得への最初の関門」と言えます。
そのため、この意見交換会に参加するまでに、以下のことを最低限整理しておく必要があると話していました。
志望動機や自己PR
その他面接にて聞かれそうなこと
SPI・エントリーシートの提出
リクルーターとの意見交換会を突破すると、「SPI」と「エントリーシートの提出」が求められます。
早く対応するほど後々の選考も早く進むことから、知人は意見交換会の翌日にSPIを受検しました。
エントリーシートについては、リクルーターから志望動機や自己PRなどについてアドバイスをもらい、ブラッシュアップを心がけたそうです。
リクルーターとの面接練習
学内でのリクルーターによる選抜を通過し、SPIやエントリーシートの準備が完了すると、本社面接の前にリクルーターとの面接練習が実施されます。
2022年3月は、コロナウイルスの流行によりオンラインでの実施だったそう。
面接練習では、リクルーターが事前に聞かれそうな問題を用意し、本社面接で後輩が勝ち残れるようにサポートしてくれます。
課長面接
ここから先は、いよいよ東京本社での面接が始まり、全国の学生と採用枠の椅子を奪い合うことになります。
遠方の学生は本社面接で東京へ行かなければなりませんが、交通費については安いながらも一部支給されたそうです。
1回目の本社面接は、課長面接です。
課長面接の場所は本社近くの貸会議室で、知人が応募した採用系統の課長級社員が待機していました。
そして、45分ほど和やかな雰囲気で課長面接が実施されたそうです。
質問内容は、志望動機や自己PRなどの一般的なものが多く、変わった質問は特になかったそうです。
しかし、この課長面接はかなりの難所で、毎年多くの学生がこの段階で落とされるため油断は禁物です。
知人は面接官からの評価が非常に良かったそうで、即日で通過連絡がありました。
部長面接
2回目の本社面接は、部長面接です。
部長面接の場所は本社で、知人が応募した採用系統の部長級社員が待機していました。
そして、45分ほど和やかな雰囲気で部長面接が実施されたそうです。
ここでも、課長面接と同様に志望動機や自己PR・研究内容などの一般的なものが多く、変わった質問は特になかったそうです。
しかし、面接官は「JR東日本」という巨大組織で部長クラスまで出世した社員であるため、それなりの運や実力を備えています。
そのような孤高な年長者に気に入られる資質や、しっかりとした受け答えができないと、本質を見抜かれてしまう可能性があるため、気を引き締めて臨みましょう。
知人は部長面接の評価も非常に良く、即日で採用事務局から「好感触だった」との報告があったそうです。
そして、数日以内に正式な通過連絡があり、人事面接の日程調整が行われました。
人事面接
3回目の本社面接は、人事面接です。
人事面接の場所は、前回の部長面接と同じく本社で実施されました。
面接会場へ行くと、人事部の部長級社員が待機していました。
そして、20分ほどやや圧迫気味な雰囲気で人事面接が実施されたそうです。
これまでの意見交換会や面接と異なる点として、専攻分野と関連する採用系統の社員ではなく人事部の社員が面接官になります。
そのため、研究内容や専門知識に関する具体的な質問よりも、以下のようなことを聞かれたそうです。
JR東日本でどんなことがしたいのか
なぜJR東日本でなければいけないのか
自己PRと合致しているか
しかし、知人曰く課長・部長面接を突破して面接人事面接まで辿りつく時点で、「問題なく受け答えが出来る状態」であると思うので、それほど心配しなくて良いと話していました。
あまりにも受け答えに難があると、最終の人事面接で落ちる人もいるそうです。
最後まで油断せずに臨みましょう。
人事面接を通過すると、採用事務局の方から合格の連絡があるそうです。
面接の日時や当日の詳しい質問内容について
前章で、JR東日本の総合職(技術系)の採用選考の流れがざっくりとお分かりいただけたと思います。
実際に内々定を獲得した知人からは、さらに下記のようなより細かい内容まで伺っています。
内々定者の基本情報
応募した採用系統
面接の日時や連絡が来るまでのスケジュール感
リクルーター面談で聞かれた質問内容
本社面接で聞かれた質問内容
内々定獲得の決め手やコツ
これらの内容は、知人からの依頼により、限定公開とさせていただきます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、「JR東日本・総合職(技術系)」の採用選考について、2023卒の知人に話を伺い、実体験ベースに詳しくご紹介してきました。
JR東日本は、コロナウイルスの流行により厳しい経営状況が続いており、2023卒の総合職は60名(新卒50名・中途10名)しか募集しません。
この採用人数は2019卒の半分程度であり、かなり狭き門になります。
しかし、この知人は「JR東海の総合職(技術系)」からも内々定を獲得しています。

JR各社は採用選考こそ難関ですが、いざ入社すると「長い現場での下働き」が待っています。
さらに、近年は上も詰まっており、昇進スピードも減速傾向にあります。
それでも「会社に一生を捧げる覚悟のある方」は、総合職として長い下積みを耐えた先にある社内のエリート街道を突き進んでください!