就活・仕事

【大学別就職者数も掲載!】5大商社「伊藤忠商事」の本選考

伊藤忠商事の採用選考

こんにちは!

KEN(@nomilenolife)です。

本ブログでは、就職や企業に関する現実を包み隠さず発信し、学生などに有益な情報を提供すべく、「就活・仕事」というカテゴリーで様々な記事をご紹介しています。

本記事では、大阪に源流をもつ5大商社の一角「伊藤忠商事」の本選考について、過去に内定・入社した知人の情報をベースにご紹介していきたいと思います。

この知人は、2014年に旧帝大理系の大学院を修了しています。

伊藤忠商事とは?

はじめに、伊藤忠商事とはどのような企業なのかを簡単にご紹介します。

伊藤忠商事とは

伊藤忠商事株式会社(ITOCHU Corporation)は、大阪府大阪市北区と東京都港区に本社を置くみずほグループ(旧第一勧銀グループ)の大手総合商社。

日本屈指の巨大総合商社であると共にアジア有数のコングロマリット(異業種複合企業体)でもある。

(Wikipedia「伊藤忠商事」より)

伊藤忠商事は大阪発祥の企業で、繊維事業などに強みがあります。

そのほか、バナナの「Dole」も伊藤忠商事が手がけるブランドです。

伊藤忠商事は5大商社の一角であることから、就職難易度は高いです。

5大商社

・三菱商事
・三井物産
・伊藤忠商事
・住友商事
・丸紅

2019年春入社における採用大学を見てみましょう。

伊藤忠商事の採用大学
順位 大学 三菱商事 三井物産 伊藤忠商事 住友商事 丸紅 総数
1 慶応義塾大学 29 41 25 39 21 155
2 早稲田大学 17 30 20 31 18 116
3 東京大学 19 13 12 21 8 73
4 一橋大学 7 8 7 10 6 38
5 京都大学 6 8 8 10 5 37
6 大阪大学 4 8 6 12 5 35
7 上智大学 3 7 6 14 4 34
8 神戸大学 3 2 5 12 9 31
9 立教大学 3 3 3 7 1 17
10 青山学院大学 2 1 2 7 3 15
11 同志社大学 1 3 2 6 1 13
12 北海道大学 2 5 1 3 1 12
13 九州大学 3 2 4 0 2 11
13 東京外国語大学 2 3 2 3 1 11
13 明治大学 1 2 3 3 2 11

(出典:サンデー毎日 2019.8.18-25号)

伊藤忠商事をはじめとする5大商社への就職は、早慶・東大・一橋を筆頭とした首都圏の難関大学や、神戸・東京外国語といった経済・国際系の分野に強みを持つ大学からの採用も目立ちます。

また、商社の総合職であればペルーやドイツなど、世界各国への駐在は避けて通れません。

KEN
KEN
そのほか、商社はお酒の席が多く、肝臓との闘いというのも良く聞きます。

伊藤忠商事の採用フロー

知人が就職活動をしていた頃の、伊藤忠商事の採用フローは以下の通りです。

①エントリーシート提出
②顔写真アップロード
③テストセンター受験
④1次面接
⑤2次面接
⑥適性試験
⑦3次面接(グループディスカッション・小論文も同時に実施)
⑧4次面接
⑨5次面接

KEN
KEN
面接、5回もあるんですね(笑)

エントリーシート

伊藤忠商事のエントリーシートは、毎年ほぼ同じ内容なので予め何を書くか考えておくと良いそうです。

2013卒の例

・あなたの一番の挑戦は何ですか。
・あなたの一番の失敗は何ですか。
・自分の好きな点は何ですか。
・自分の嫌いな点は何ですか。
・あなたのこだわりを教えて下さい。
・後悔していることは何ですか。
・やりがいを感じるときはどのような時ですか。
・怒りを感じるときはどのような時ですか。
・日頃、心がけていることを教えて下さい。
・どのような人生を歩みたいとお考えですか。
・ストレスを感じるときはどのような時ですか。
・あなたがリーダーになるために必要なものは何ですか。
・あなたは周囲から何と言われることが多いですか。
・商社を志望する理由を教えて下さい。

2014卒の例

・あなたの一番の挑戦は何ですか。
・あなたの一番の失敗は何ですか。
・自分の好きな点は何ですか。
・自分の嫌いな点は何ですか。
・あなたのこだわりを教えて下さい。
・あなたの誰にも負けないものを教えて下さい。
・やりがいを感じるときはどのような時ですか。
・日頃継続して行っている習慣を教えて下さい。
・あなたの人生の目標を教えて下さい。
・ストレスを感じるときはどのような時ですか。
・あなたがリーダーになるために必要なものは何ですか。
・あなたは周囲から何と言われることが多いですか。
・商社を志望する理由を教えて下さい。
・伊藤忠商事を志望する理由を教えて下さい。

設問ごとの文字数は少ないので、多くを伝える事はできません。

そのため、面接で聞いてほしいことを簡潔に書くと良いのではないかと話していました。

テストセンター受験

テストセンターでの能力検査の方式は、年度によって変わります。

2012卒:マークシート形式の筆記試験

2013卒:テストセンター

2014卒:テストセンター

試験形式は採用ホームページ上にて発表されるそうなので、必ず確認するようにしましょう。

また知人は、問題集を最低1~2回解いた上での受験をおすすめしていました。

テストセンターの受験結果は、他の企業で受けた結果を使い回すことも可能です。

テスト結果に自身がある方にはおすすめです。

1次面接

1次面接は、以下のような感じだったそうです。

場所:伊藤忠商事地方支社

所要時間:30分程度

面接形式:人事総務部室長代行1名vs学生2名

質問内容は、自己紹介や大学院での研究内容、学生時代力を入れた事など基本的な内容のみで、志望動機は聞かれなかったそうです。

面接官はとても親身に話を聞いてくれるため、OB 訪問に近い印象を受けたそうです。

「伊藤忠で知りたい事ある?」「就活って大変だよね。」などの雑談を交えながら面接が進んだと話していました。

そして当日中に、1次面接通過の連絡があったそうです。

2次面接

2次面接は、以下のような感じだったそうです。

場所:伊藤忠商事地方支社

所要時間:20分程度

面接形式:人事と副支社長の2名vs学生2名

質問内容は、1次面接と同じく基本的な事が中心で、それらを深く掘り下げる質問が多かったそうです。

・なぜ〇〇を始めたか

・辛いことはあったか

・どんな立場だったか

・何を意識して取り組んだか

そのほか、「地方は経済が落ち込んできているけど、どうしたらいいと思う?」「商社は将来、どんな変化をすると思う?」といったイレギュラーな質問もあったそうです。

このような質問は、答えの良し悪しではなく「考えるプロセス」を見ているので、自信を持って自分の言いたいことをしっかりと伝えればよいと話していました。

1次面接と同じく、当日中に通過の連絡があったそうです。

2次面接通過者は、簡単な性格診断や図形の並び替えといった「適性試験」を受験する必要があるそうです。

3次面接(グループディスカッション・小論文も同時に実施)

3次面接は、以下のような感じだったそうです。

場所:伊藤忠商事東京本社

所要時間:1時間30分程度(グループディスカッション30分・小論文20分・面接40分)

3次面接は、2次面接の翌日に東京で行うと言われたそうです。

急な移動にも対応できるよう、時間とお金に余裕を持っておきましょう。

①グループディスカッション

グループディスカッションは、6人1組で与えられたテーマについて25 分考え、3分で代表者が発表するというものです。

会場には5つの組があったが、それぞれが違うテーマを与えられ、知人のグループは「世界で偉大だと思う人を3人挙げ、選定理由と共通点を述べよ」というテーマだったそうです。

各グループには「鉛筆、白紙、ホワイトボード」が用意されており、ディスカッションは3人の面接官が様子を見ていたそうです

この 3 人の面接官は部長クラスの社員で、その後面接をすることになります。

②小論文

伊藤忠商事の小論文は、文字制限はなく、白紙に書くという形式だったそうです。

また、テーマについては、数十名単位で変わっていったそうです。

③面接

1 次面接、2次面接ではエントリーシートに関連する質問はなかったが、3 次面接では多く聞かれたそうです。

また、「なぜ商社を志望しているのか?」「なぜ伊藤忠なのか?」という質問を掘り下げられるので、しっかりと企業研究などの準備しておくべきであると話していました。

こちらも当日中に通過連絡があり、4次面接の詳細については翌日連絡があったそうです。

4次面接

4次面接は、以下のような感じだったそうです。

場所:伊藤忠商事東京本社

所要時間:40分程度

面接形式:人事部長1名と役員2名vs学生1名

4次面接では、面接官たちとの距離が遠く声をしっかりと出す必要があったそうです。

4次面接についても、当日中に通過連絡をもらったそうです。

5次面接

最後の5次面接は、以下のような感じだったそうです。

場所:伊藤忠商事東京本社

所要時間:40分程度

面接形式:人事部長1名vs学生1名

こちらは、面接というよりは意思確認に近く、伊藤忠商事の歴史などについて説明があり、その場で内々定が告げられたそうです。

毎年、内々定の条件として「就活の終了」を約束させられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、大阪に源流をもつ5大商社の一角「伊藤忠商事」の本選考について、過去に内定・入社した知人の情報をベースにご紹介してきました。

知人は伊藤忠商事に対して、「すべての面接結果が当日中の連絡」ということに、スピード感や誠意ある会社だと感じたそうです。

また、面接で多少話を盛るのはかまわないが、あくまで嘘や偽りのない話をすることで、面接官に信頼・評価されたのではないかと話していました。

さらに、エントリーシート通過後の面接場所については「地方都市」を選択する事を強く勧めていました。

地方都市での選考は、その地域の旧帝大での勝負と考えて良いです。

一方、東京で受験する場合は他大学生との競争となります。

総合商社への就職は、理系院卒からの採用が増えつつあります。

東北大学や九州大学といった理系院卒の多い旧帝大は、地理的制約から東京の学生と比べて「就職活動への知識・経験」が乏しい傾向にあります。

そのため、志望度の高い企業を受ける場合は、選考の通過可能性を高めるために、自分なりの戦略にもとづいた選択を勧めていました。

KEN
KEN
あなたの成功を、願っています!

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