こんにちは!
KEN(@nomilenolife)です。
本ブログでは、鉄道・航空などの公共交通や、移動が快適になるサービスに関する情報などを、「旅行・出張」というカテゴリーの記事でご紹介しています。
コロナウイルスの流行による旅行需要の減少で、「ハイアットグローバリスト」の条件が2021年は緩和されました。
この条件緩和をチャンスと捉え、私はハイアットグローバリストになるための「ホテル修行」を実施することにしました。
本記事では、そのきっかけや実際の宿泊記録についてご紹介していきたいと思います。
ハイアットグローバリスト修行とは?
はじめに、「ハイアットグローバリスト修行」について簡単にご説明します。
ハイアットとは、外資系高級ホテルチェーン「ハイアットグループ」のことです。
日本国内では、東京や沖縄・ニセコなどにホテルを構えています。
ハイアットグループには、会員制プログラム「ワールドオブハイアット(World of Hyatt)」があり、グローバリストはその中でも最上級ステータスに該当します。
この「最上級ステータス」を目指すためにハイアットグループのホテルにたくさん宿泊することが、「ハイアットグローバリスト修行」です。
ワールドオブハイアットでは、以下4段階の会員ランクがあります。
メンバー
ディスカバリスト
エクスプロ―リスト
グローバリスト
この会員ランクに応じて、利用時に受けられるサービスが異なってきます。
それぞれの会員ランクになる条件と、受けられるサービスを一部ご紹介します。

達成条件はさておき、いかにグローバリストが優遇されているかがわかるのではないでしょうか。
ハイアットグローバリスト修行を始めたきっかけ
本来のハイアットグローバリストの達成条件である「年間60泊」は2ヶ月に該当するため、出張族とかでない限り大変ではないでしょうか。
そんな中で、2021年に私が「ハイアットグローバリスト修行」を決意したのは、2つのキャンペーンが実施されたからです。
①新型コロナウイルス感染症の特別措置
→2021年度は必要な宿泊実績が例年の半分になる。
②ボーナスジャーニー
→2021年2月28日までの宿泊は、宿泊実績が2倍になる。
期間限定ではありますが、2つのキャンペーンを利用することで「例年の4分の1(15泊)」でグローバリストになれるのです。
一般的には、15泊ですら大変かと思います。
しかし、私は以下のように考えました。
こんなチャンスはなかなか回ってこない。人生の思い出として、ハイアットグローバリストになってみよう!
そして、私のハイアットグローバリスト修行がスタートしました。
ハイアットグローバリスト修行の記録
私は3種類のホテルに対して計16泊の滞在をし、無事にグローバリストになることができました。

かかったホテル代は、合計で225,380円でした。
実際に宿泊したときの様子を写真を交えながら振り返っていきたいと思います。
ハイアットリージェンシー東京(1泊目)

記念すべき最初の宿泊先は、ハイアット系列としては日本初上陸の「ハイアットリージェンシー東京」です。
ハイアットリージェンシー東京は、ロビーにある3基の豪華なシャンデリアが特徴的です。

1980年当時の値段で、1基5,000万円と言われています。
私がアサインされたお部屋は、ゲストルームというタイプのお部屋でした。

ゲストルームは、予約可能なお部屋の中では最もグレードの低いお部屋ではあるものの、ビジネスホテルと比べると広々としていて高級感がありました。
ハイアットリージェンシー東京(2~6泊目)
2泊目のホテルは、1泊目と同じくハイアットリージェンシー東京なのですが、今度はデイユースで利用することにしました。
当時のデイユースは、以下の通りでした。
【利用可能時間】
7:00~19:00
【宿泊料金】
10,000円(税・サ込12,100円)
ハイアットの場合、デイユースでも宿泊実績がちゃんと加算されます。
また私は都内在住のため夜の寝床は心配なかったのと、仕事柄テレワークも可能であったため、宿泊するより5,000円以上もお手頃なデイユースで宿泊実績を積み上げることにしたのです。
3泊目のチェックインの際は、早くも「いつもありがとうございます。」と言われるようになり、4泊目からは部屋の位置の希望を聞いてくださるようになりました。
こうして日に日に待遇が手厚くなるのを肌で感じながら、6泊まで宿泊実績を積み上げるとともにディスカバリストに到達しました。
ハイアットハウス金沢(7~9泊目)

7~9泊目は、2月の祝日を利用して金沢に足を運び、ハイアットハウス金沢に宿泊しました。
金沢には、ハイアット系列のホテルが2つあります。
ハイアットハウス金沢
私は最もグレードの低いデンキングというタイプのお部屋からを予約していたのですが、キッチン付きのキッチンスタジオというタイプのお部屋へアップグレードされました。


ホテル内にはフィットネスジムも設置されており、毎日汗を流して健康的な生活を送ることができました。

また、ハイアットハウス金沢は朝食を無料でいただけるのですが、朝食会場である「H レストラン」が当時休業していたため、お隣ハイアットセントリック金沢の朝食会場「レストラン FIVE」で朝食をいただくことができました。

和洋混在のビュッフェ形式で、ほどよく焦げ目がついたベーコンとプリプリの海老が特に美味しかったです。
ハイアットリージェンシー東京(10~14泊目)
金沢から戻ってきた後は、ふたたびハイアットリージェンシー東京のデイユースで宿泊実績を積み上げる生活に戻りました。
しかし、この時期にはただデイユースで仕事をするだけでは飽きてきたため、ルームサービスやホテル内のレストランのテイクアウトサービスを利用することにしました。
私が利用したのは、以下3つです。
①テイクアウト弁当(by日本料理「佳香」)

②フライドポテト(byルームサービス)

③ダブルいちごのふんわりクリームパン(byペストリーショップ)

そして途中、エクスプロ―リストに到達しました。

エクスプロ―リストになってからは、ゲストルームを予約していても2ランク上のビューデラックスルームにアップグレードしていただけるようになりました。

ビューデラックスルームは、都庁ビューと新宿中央公園ビューがありますが、個人的に新宿中央公園ビューが好みです。

こうして2月末までに計14泊(ボーナスジャーニーにより28泊換算)を終え、グローバリストまで残り2泊となりました。
ハイアットリージェンシー那覇沖縄(15泊目)

15泊目のホテルは、沖縄まで足を運んでハイアットリージェンシー那覇沖縄をに宿泊しました。
ツインルームを予約していましたが、1ランク上のデラックスツインルームにアップグレードしていただきました。

部屋に入ると、テーブルの上にちんすこうのウェルカムギフトが置いてありました。

ハイアットリージェンシー那覇沖縄にもフィットネスジムが設置されていため、長距離移動の体のなまりをとることができました。

また、今回の宿泊では20泊アワードのクラブラウンジご利用券を利用していたため、リージェンシークラブに入ることができました。

17:00からのカクテルタイムでは、海ぶどうや沖縄そばなどの沖縄料理をはじめ、ドリンクやフルーツも豊富に提供されていて、夕食はこちらで十分お腹いっぱいになりました。

一方、翌日の朝食はクラブラウンジ内での提供が中止されていたため、代わりに「レストラン sakurazaka」にて朝食をいただくことができました。

キッシュやスムージーなど、他のホテルではあまり見られないものまで、たくさんのメニューが並んでいました。
食べてばかりでは太ってしまうということで、少し休んだ後プールに向かったところ、なんと貸し切り状態でした。

泳いだ後は、温水のジェットバスにゆっくりと浸かることもできました。

ハイアットハウス金沢(16泊目)
グローバリスト修行ラストとなる16泊目のホテルは、2月以来のハイアットハウス金沢に宿泊しました。
前回と同じく、お部屋はキッチンスタジオにアップグレードしていただきました。
朝食も同じくハイアットセントリック金沢のレストランFIVEに案内されましたが、前回は存在しなかったオーダーメニューが追加されていました。

興奮して、たくさん注文してしまいました。

宿泊後、無事にグローバリストに到達しました。

こうして、私のハイアットグローバリスト修行は幕を閉じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、私が2021年に実施した「ハイアットグローバリスト修行」について、そのきっかけや実際の宿泊記録についてご紹介してきました。
その結果、これまでにない「上質なホテルサービス」を味わうことができ、とても貴重な経験ができたと感じています。