こんにちは!
KEN(@nomilenolife)です。
本ブログでは、鉄道・航空などの公共交通や、移動が快適になるサービスに関する情報などを、「旅行・出張」というカテゴリーの記事でご紹介しています。
私が飛行機に乗るたびに楽しみにしている過ごし方に、「機内音楽」というサービスがあります。
2019年3月、国内線機内音楽に「TSUTAYAが選ぶ90年代ドラマ主題歌特集」という特集がありました。
この特集をもとに、「90年代のドラマ主題歌」を振り返っていきます。
ANA機内音楽の特徴
はじめに、ANAの機内音楽の特徴についてご説明したいと思います。
実は、ANAの機内音楽サービスは2種類あります。
機内ビデオ・オーディオ番組
1つ目は、機内ビデオ・オーディオ番組です。
こちらは、座席横についているイヤホンジャックにヘッドホンなどを挿して、予め用意されているチャンネルプログラムを順番に聴いていく従来のスタイルのものです。
以下のようなチャンネルがあり、毎月曲のラインナップが変わります。
・Hot Hits Selection(最新のヒットチャート特集)
・Music Travel-70’s & 80’s(1970~1980年代にヒットした曲の特集)
・旅するクラシック
「サザンオールスターズ」や「スキマスイッチ」など1つの歌手に特化したチャンネルもあり、2019年7月は「aiko」が特集されていました。
ANA Wi-Fi Service
2つ目は、ANA Wi-Fi Serviceです。
こちらは、離陸後に機内のWi-Fiに接続して、自分の聴きたいコンテンツを自由に選択して楽しむスタイルになっています。
Wi-Fiコンテンツは1~2ヶ月単位で特集やアルバムが変わるようになっており、過去には「B’z」や「Superfly」の特集などがありました。
今回紹介する「TSUTAYAが選ぶ90年代ドラマ主題歌特集」も、こちらのANA Wi-Fi Service内の特集になります。
機内音楽の曲紹介
それでは早速、「TSUTAYAが選ぶ90年代ドラマ主題歌特集」の曲のラインナップを見ていきましょう!

それぞれの曲を「歌手・ドラマ・年」ごとにまとめてみました。
No. | 曲名 | 歌手 | ドラマ | 年 |
1 | CAN YOU CELEBRATE? | 安室奈美恵 | バージンロード | 1997 |
2 | LOVE LOVE LOVE | DREAMS COME TRUE | 愛していると言ってくれ | 1995 |
3 | First Love | 宇多田ヒカル | 魔女の条件 | 1999 |
4 | ラブ・ストーリーは突然に | 小田和正 | 東京ラブストーリー | 1991 |
5 | Tomorrow never knows | Mr.Children | 若者のすべて | 1994 |
6 | TRUE LOVE | 藤井フミヤ | あすなろ白書 | 1993 |
7 | 君がいるだけで | 米米CLUB | 素顔のままで | 1992 |
8 | 空と君のあいだに | 中島みゆき | 家なき子 | 1994 |
9 | 今宵の月のように | エレファントカシマシ | 月の輝く夜だから | 1997 |
10 | ぼくたちの失敗 | 森田童子 | 高校教師 | 1993 |
11 | TOMORROW | 岡本真夜 | セカンド・チャンス | 1995 |
12 | PRIDE | 今井美樹 | ドク | 1996 |
このラインナップを見て、あなたはどのような気持ちになりますか?
人それぞれに、思い出深い楽曲やドラマなどがあるのではないでしょうか。
各曲の詳細
続いて、一曲ずつ詳しく見ていきましょう。
安室奈美恵「CAN YOU CELEBRATE?」
1曲目は、安室奈美恵の9枚目のシングル曲「CAN YOU CELEBRATE?」です。
安室奈美恵にとっては最大のヒット曲となっており、現在も結婚式などの定番曲として広く使われています。
DREAMS COME TRUE「LOVE LOVE LOVE」
2曲目は、DREAMS COME TRUEの18枚目のシングル曲「LOVE LOVE LOVE」です。
この曲は、以前ご紹介した「TSUTAYAが選ぶ平成ヒットソング」にも選出されており、時代を彩った一曲であることは間違いないでしょう。
宇多田ヒカル「First Love」
3曲目は、宇多田ヒカルの3枚目のシングル曲「First Love」です。
CDの累計出荷枚数は96万枚を記録しており、宇多田ヒカルの代表曲ともいえるでしょう。
小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」
4曲目は、小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」です。
小田和正といえば人気グループ「オフコース」のボーカルを務めていましたが、この曲はソロ活動をはじめてから6枚目のシングル曲となります。
小田和正はオフコースから数えるとデビューから50周年を超えますが、現在もなお現役で歌手活動を続けていらっしゃいます。
Mr.Children「Tomorrow never knows」
5曲目は、Mr.Childrenの6枚目のシングル曲「Tomorrow never knows」です。
発売から3週で累計売上が100万枚を突破、最終的には約276.6万枚の売上を記録し、Mr.Childrenにとって最大のヒット曲となっています。
この曲も「TSUTAYAが選ぶ平成ヒットソング」に選出されています。
藤井フミヤ「TRUE LOVE」
6曲目は、藤井フミヤの「TRUE LOVE」です。
藤井フミヤがチェッカーズを解散した後にソロで発表した楽曲になります。
この曲も発売から3週目で100万枚を突破、その後も順調に売上を伸ばし、最終的には200万枚を超える大ヒットとなりました。
藤井フミヤにとって唯一のミリオンセラー・シングルであり、自身最大のヒット曲です。
米米CLUB「君がいるだけで」
7曲目は、米米CLUBの13枚目のシングル曲「君がいるだけで」です。
米米CLUBにとって13枚目のシングルであり、初動は当時歴代最高の92.5万枚を記録しました。
累計売上枚数は約289.5万枚で、米米CLUB最大のヒット曲となっています。
この曲も「TSUTAYAが選ぶ平成ヒットソング」に選出されています。
中島みゆき「空と君のあいだに」
8曲目は、中島みゆきの31枚目のシングル曲「空と君のあいだに」です。
中島みゆきにとって最大のヒット曲であり、ミリオンセラーを記録しています。
中島みゆきは北海道・帯広の出身で、藤女子大学時代は北海道大学の「フォークソング研究会」に在籍していたそうです。
エレファントカシマシ「今宵の月のように」
9曲目は、エレファントカシマシの 15枚目のシングル曲「今宵の月のように」です。
エレファントカシマシ初のドラマ主題歌タイアップとなり、シングルでは初のオリコントップ10入りを果たしました。
そして自身最大のヒット作品となり、エレファントカシマシの知名度も上がりました。
森田童子「ぼくたちの失敗」
10曲目は、森田童子の「ぼくたちの失敗」です。
森田童子は、1970年代を中心に活動していた女性シンガーソングライターです。
活動していた頃はそれほど大ヒットを飛ばすこともなく、1983年に引退しました。
この曲は1976年にレコード盤が発売されていましたが、1993年のテレビドラマ「高校教師」の主題歌に使用されたことで、一躍脚光を浴びることになりました。
そのため、引退して10年後にリバイバルヒットとなり、CDは約90万枚を売り上げました。
岡本真夜「TOMORROW」
11曲目は、岡本真夜のデビューシングル曲「TOMORROW」です。
岡本真夜にとって唯一のオリコン1位を記録した曲となっています。
現在もなお多くの歌手にカバーされたり、入場・行進曲に起用されていることも多く、どこかしらでメロディを聴いたことのある方が多いのではないでしょうか。
今井美樹「PRIDE」
12曲目は、今井美樹の12枚目のシングル曲「PRIDE」です。
テレビドラマ「ドク」の高視聴率と共に売上も伸び、最終的には売上160万枚を記録しました。
そして今井美樹にとって最大のヒット曲となりました。
最近はストリーミング配信も充実しており、上記でご紹介した楽曲は以下のサービス「Amazon Music Unlimited」にて無料で聴くことができます!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、2019年11月のANA国内線機内音楽で特集されていた「90年代ドラマ主題歌特集」をもとに、90年代ドラマ主題歌を振り返ってきました。
ドラマ主題歌というのは、視聴者にも広く楽曲の良さが届くことから、売上枚数も驚異的な記録が相次いでいることがわかりました。
また、最近のグループや集団で活動する歌手と比べ、ソロアーティストなど実力派の歌手もこの時代には多く存在したような印象です。
素晴らしい音楽というのは、いつまでも色あせることなく時代を超えて人々の心を癒してくれる存在ですよね。
これからも、飛行機に乗ったときは機内音楽を楽しみにしたいと思います。