就活・仕事

【本当に安定?】既得権益が大きい電力業界の動向と就職事情

電力業界への就職

こんにちは!

KEN(@nomilenolife)です。

本ブログでは、就職や企業に関する現実を包み隠さず発信し、学生などに有益な情報を提供すべく、「就活・仕事」というカテゴリーで様々な記事をご紹介しています。

ここで質問ですが、あなたは家庭内の電気がどのような仕組みで使えるようになっているのかを考えたことはありますか?

当たり前だと思ってたから、意識したことないなぁ。

災害時とかでない限り、日常生活で電気について考えることは少ないですよね。

しかし、現代社会ではスマートフォンやパソコン・電気自動車など、電気はなくてはならない存在です。

地震や停電などが発生すると、避難所に充電スポットができるくらい我々の日常生活に密接しています。

そのような電力は、日本では主に火力発電所や原子力発電所などで発電された巨大な電力が、電線などの各種送電網を通じて一般家庭などに供給されています。

そして、消費者が電気を使うことができる仕組みとなっています。

本記事では、このような我々の日常生活を支えている電力業界の動向・就職事情をご紹介していきたいと思います。

電力会社の動向

まず、実際に電気を作っている電力会社の動向について見ていきましょう。

電力業界は、これまでは国による事業の規制により、東京電力や関西電力といった各地域に拠点を持つ会社が寡占している市場でした。

そのため消費者にとっては、毎月の電気料金などは高くても支払わざるを得ない公共料金であり、競争原理の働く健全な市場とは言えない状況でした。

KEN
KEN
鉄道や高速道路とかも、参入障壁が高く似たような感じだね。

しかし、2016年4月より電力の小売が自由化となり、消費者は電気料金の支払先を自由に選択・契約できるようになりました。

これにより、長らく寡占状態で盤石とされてきた大手電力会社は、変革や競合を意識しないといけなくなりました。

また、2011年の東日本大震災で発生した、東京電力福島第一原子力発電所事故などもあり、電力・エネルギーに対する風当たりは強くなっているように思います。

なるほど。電力業界は、今後どうなるの?

電力会社は今後、これまでよりも厳しい競争市場を迎えることが予想されます。

また、地球温暖化や気候変動の対策として、太陽光や風力といったクリーンなエネルギーへのシフトが求められるため、環境にやさしい技術の開発も必要です。

さらに、国内市場の自由化と人口減少による縮小を考えると、国を超えた送電網の整備などによる海外への事業展開や技術支援なども進んでいくのではないでしょうか。

大手電力会社の大学別就職者数

電力会社に勤めて、人々の暮らしを支えるダイナミックな仕事がしたい!

生活に必要不可欠なインフラであることから、このように考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、2019年春の大手電力会社(東北電力・東京電力・中部電力・関西電力・九州電力)への大学別就職者数トップ20を見ていきたいと思います。

電力会社の採用大学
順位 大学 東北電力 東京電力 中部電力 関西電力 九州電力 合計
1 九州大学 0 4 4 3 45 56
2 京都大学 0 6 7 31 4 48
3 早稲田大学 4 16 7 2 5 34
4 東北大学 21 6 3 1 0 31
5 大阪大学 0 2 1 25 1 29
6 同志社大学 2 2 6 13 2 25
7 名古屋大学 0 0 21 1 1 23
8 神戸大学 0 1 3 14 1 19
9 東京大学 0 5 8 2 1 16
10 立命館大学 0 2 7 5 1 15
11 明治大学 1 7 4 1 0 13
12 東京工業大学 0 10 1 1 0 12
12 東京理科大学 0 9 2 0 1 12
14 慶應大学 0 4 3 0 3 10
15 北海道大学 3 3 2 1 0 9
15 筑波大学 0 7 1 0 1 9
15 青山学院大学 2 6 1 0 0 9
18 一橋大学 2 2 4 0 0 8
18 法政大学 3 3 1 0 1 8
20 上智大学 1 5 0 0 0 6

(出典:サンデー毎日2019.8.18-25号)

この表を見ると、電力会社への就職は「中部電力なら名古屋大学」「東北電力なら東北大学」といったように、その地域の旧帝大を中心とした採用実績があることがわかりました。

これはおそらく、都会の私立大学の学生に比べて地方にある旧帝大などでは、全国転勤などを避けた地元エリアでの就職を考える学生が多いためではないかと考えられます。

また、電力会社の仕事は水環境、土木建築、原子力といった多種多様な技術に関する専門知識が必要とされるため、理工系の定員が多い大学からの採用が目立っています。

そのほか、北海道大学のような全国各地から学生が集まる大学では、東北電力から関西電力まで幅広く就職実績があります。

これはおそらく、地元エリアへUターン就職をする人が一定数いるのではないでしょうか。

いずれにせよ、安定性と公共性の高い仕事であることから人気は高く、採用者のレベルも高いことが明らかになりました。

電力会社の癒着問題

ニュースでご覧になった方も多いと思いますが、関西電力の幹部が原発の恩恵を受ける地元の助役から金品を享受していたことが明らかになりました。

稲田元防衛大臣もその助役から献金を受け取っていたそうで、国や政府・自治体というのは何のためにあるのか、改めて国民が考えるきっかけとなったかと思います。

金貨をもらうなんて、時代劇みたい!
世の中汚いなぁ。あきれてしまうよ…。

ただ、おそらくこのような問題というのは関西電力に限った話ではなく、社会のあらゆる場面で我々の知らないうちに行われているのではないでしょうか。

KEN
KEN
氷山の一角とは、こういうことなんでしょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、我々の日常生活を支えている電力業界の動向・就職事情をご紹介してきました。

独占市場で既得権益が大きい会社というのは、光と影の側面があるんだね…。

事業規模が大きい社会インフラ企業というのは「安定してまったり高給」という印象を持つ方も多いと思います。

たしかに普段はそうかもしれませんが、自然災害や緊急時などは24時間対応で復旧作業などに追われるため、万が一のときの忙しさやワークライフバランスといったところも考慮しないといけません。

仕事に対してやりがいや年収など、何に重きを置くかは人によって異なるかと思います。

今後就職される方々には、多様な価値観をおそれることなく自分の信じる道を突き進んでもらえたら嬉しいです。

KEN
KEN
本記事を最後まで読んでくださった、あなたの成功を応援しています!

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