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KEN(@nomilenolife)です。
本ブログでは、就職や企業に関する現実を包み隠さず発信し、学生などに有益な情報を提供すべく、「就活・仕事」というカテゴリーで様々な記事をご紹介しています。
会社で働く際に、社員寮に住むかどうか悩んでいる方も多いかと思います。
社員寮は家賃こそは安いものの、共同生活で想像以上にストレスフ
実際に大企業の社員寮に住んでいた友人にインタビューし、社員寮のメリッ
生活費について
友人の場合、以下の通りだったそうです。
【家賃・光熱費】
毎月1~2万円程度
【食費】
寮内の食堂で食事をすれば1日3食で千円程度
このように、若手社員の初任給でも暮らしていけるようになっているというのは、メリットではないでしょうか。
しかし、裏を返せばデメリットも存在します。
一般的に社員寮がある会社は、「社員寮に住むことを前提」となっているため、基本給や家賃補助が少なく設定されていて賃貸を借りることが難しくなる可能性があります。
そうなると、いざ寮に住んでみたもののやっぱり賃貸で一人暮らしをしたいと思っても、給与が上がるまではしばらく我慢しなければいけなくなってしまいます。
プライバシーについて
残念ながら、友人の寮ではプライベートな空間は限られ、共同生活を必要とする場面が多かったそうです。
・風呂
・お手洗
・食堂
・洗濯
つまり、部屋以外は自分の空間がなかったそうです。
また、寮内には基本的に同じ会社の人間しかおらず、オンオフの切り替えが難しく閉塞感を感じていたそうです。
さらに、自治会制度といった活動も存在し、煩わしくストレスフルであったたそうです。
このように、会社の社員寮というのは、完全に自由な生活はできないと考えたほうが良いでしょう。
一方、会社の人とプライベートでも仲良くしたいという方や、1人でいることが不安という方にとっては、周囲に同じ会社の人がいることで安心できるのではないでしょうか。
立地や設備について
これらに関しては、エリアによって異なるそうです。
【大規模な工場など職場と寮を同じ敷地内に設けているエリア】
職場へのアクセスは抜群に便利な一方、市街地などへのアクセスは不便。
【昔の会社保有地やオフィスビルの近くに寮を建てるエリア】
当初は職場へのアクセスが良くても、時代の変化によって耐震化・再開発のためにオフィスビルなどが移転すると不便。
友人の寮の設備は、家賃が安いぶん社員寮の築年数は古く、決して綺麗ではなかったそうです。
このように、大企業というのは基本的に歴史が長いので、昔からの寮が今でも使われているところが多いでしょう。
もちろん、所属する会社によっては新しくて立地の良い社員寮を保有する会社も世の中にはあると思いますので、事前にOB社員などに聞いてみると良いかもしれませんね。
社員寮に向いている人・向いていない人
ここまでご紹介した生活費、プライバシー、立地・設備を踏まえて、最後に社員寮に向いている人と向いていない人はどのような人なのかを考えてみます。
・生活の支出を抑えてお金を貯めたい人
・建物の築年数や部屋の汚れなどを気にしない人
・集団生活やウェットな人間関係に抵抗がない人
・一人でいることが苦手・嫌いな人
・衛生面などにおいて神経質な人
・集団生活が面倒でドライな人間関係を好む人
・一人が好きな人
・仕事とプライベートは分けたい派の人
このように、社員寮での生活は人によって「向き・不向き」というものがあるかと思います。
どちらが正しいというものでもなく、ご自身の性格や適性に合う生活スタイルを選択ができれば良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、大企業の社員寮に住んでいた友人にインタビューし、社員寮のメリット・デメリットをご紹介してきました。
社員寮にいれば生活費はほとんどかからないので、金銭面では貯金などをしやすく魅力的かかと思います。
しかし、生活のQOLやプライベートの充実という観点で見れば、安さと引き換えに失うものもあるかもしれません。
特に、住居というのは衣食住の一角で毎日の生活の基礎となる存在なので、ご自身にとって合わない環境だと本当にストレスがたまってしまいます。
これから就職を控えている方・転職などで新しく会社を選ぶという方は、このようなことも考慮して、会社のことを調べてみると良いかもしれませんね!